人が辞める組織「そんなん知らんし」
- ぺ ホス(裵 鎬洙)
- 2022年7月8日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年7月26日

「そんなん知らんし」
働いていて、こんな言葉が湧いてきたこと、ありませんか?
わたしには、こんな経験があります。
PCのデータ類の保存名のルール(「年月日+文書名」にする)について、説明を受けたこともないのに、上司から「文書名を修正して」と指示がきて、上司に「どのように修正するのですか?」と質問したら、「マニュアルに書いとるやろ」の一言で終わったことがあって、
「そんなん知らんし。そもそも、ルールがあることも、そのルールがどのマニュアルに載ってるのかも、誰からも説明受けてへんのに、こっちに非があるんか?」
と思いましたね。
・ルールがあることを知らされていない
・ルールの内容も知らされていない
・どこでルールを確認できるのかも知らされていない
これだけ「知らされていない」中で、「知らないのは、君の責任だ」という筋道で、注意を受けたわけです。
わたしは、「え?知らせることを教育として標準化していない組織の責任でしょ?」と思ったので、到底、その注意の仕方は、受け入れられたもんじゃありませんでした。
実際、その組織では、「そんなん知らんし」「そんなん聞いてないし」ということのオンパレードだったので、それを引き金に、かなり優秀な人が入職して6ヶ月待たずに退職していったのを思い出しました。
データ類の保存名のルールなんて、ほんま些細なことです。
長く同じ組織にいる人にとっては、既知のルールで、わざわざ新しく入ってきた人に教えることさえも思い出さないくらい、些細なことです。
でも、そんな些細なことで、組織は優秀な人材を失い、半年経たずに辞めざるを得なかった優秀な人材はキャリアに傷を負ったわけです。まさに、lose-lose関係ですよね。
「そんなん知らんし」ということも、先輩職員が教えてくれて、「知る」ことができれば、知らないことで困ることはなくなります。
しかし、「そんなん知らんし」ポイントは消えることなく溜まるので、ポイントカードがいっぱいになると、人が辞める決断を後押しします。
知らないことがあると、人は不安になるものです。
自分が知らないことがあると、適切に物事を扱えない可能性が出てくるからです。
例えば、
知らないことで、事故やトラブルを起こす恐れがある
知らないことで、自分の評価を下げることになりかねない
知らないことで、知らぬ間に誰かに迷惑をかけているかもしれない 等
裏を返せば、知ることでこれらがすべてひっくり返るわけです。
つまり、
知ることで、事故やトラブルを回避できる
知ることで、自分の評価を上げられる
知ることで、知らぬ間に誰かに迷惑をかけなくて済む 等
「そんなん知らんし」ということが起きる組織では、得たいはずの結果を得られず、失いたくないものを失うことになるということですね。
「そんなん知らんしって、思ったことある?」
これ、ぜひ、身近なメンバーに聞いてみてください。
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